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カフェのログハウスを引き立てる雑木風の庭|越谷市の植栽

カフェ植栽のログハウスを引き立てる雑木風の庭|越谷市の植栽

埼玉県越谷市のカフェにて、店舗前の植栽リニューアルを行いました。
建物との調和や歩道との関係、3年後・5年後の成長まで考えながら、雑木風の庭へとつくり直しています。

越谷市 カフェ
越谷市 サンポカフェ 外観

既存植栽をすべて抜根し、一度リセット

施工前は、長く育った生垣が道路と店舗の間をしっかりと仕切っており、緑は豊かでしたが、建物やデッキの表情が外から伝わりにくい状態になっていました。

今回は部分的に手を入れるのではなく、一度まっさらな状態にすることで、この場所にこれからどんな景色が似合うのかを改めて考え、植栽を組み直しました。

完成した瞬間ではなく、数年後の姿を考える

今回の庭づくりで大切にしたのは、施工直後の華やかさだけを求めないことでした。

木は、植えてから少しずつ枝を伸ばし、葉を増やしていきます。

今きれいに見えるように植物を詰め込みすぎてしまうと、数年後には枝がぶつかり、せっかくの木の姿が窮屈になってしまうこともあります。

そのため、一株一株、一木一木の成長を想像しながら、あえて余白を残して配置しています。

3年後、5年後。

木々の枝が少しずつ重なり、建物と緑の境目がやわらかくなっていく。

そんな時間の変化まで含めて、この庭をつくりました。

カフェだからこそ、緑で隠しすぎない

個人のお庭とは少し違い、今回はお客様を迎えるカフェの庭です。

植物に囲まれた心地よさは残しながらも、道路側から店舗の存在が自然に感じられることを意識しました。

以前のように生垣でしっかりと遮るのではなく、木々の幹や枝葉の間から、ログハウスやデッキがほどよく見えるように。

植栽そのものを主張させるのではなく、建物と一緒になってひとつの景色になることを目指しています。

歩道に面しているからこその植物選び

今回の植栽帯は、すぐ隣が歩道です。

そのため、庭側から見た美しさだけでなく、植物が成長した後の広がり方にも気を配りました。

枝が歩道側へ大きく張り出さないこと。

下草が必要以上に広がらないこと。

通行する方に圧迫感を与えないこと。

植物は植えたときの姿だけでなく、その先も変化していきます。

だからこそ、樹木だけでなく足元の植物についても、草丈や葉の形、成長の仕方を見ながら組み合わせています。

雑木のやわらかさの中に、少しだけ違う表情を

庭全体は、自然な枝ぶりを楽しめる雑木風の植栽をベースにしました。

ただ、すべてを同じ雰囲気でまとめてしまうのではなく、足元にはアガベを取り入れています。

雑木とアガベ。

一見すると少し離れた印象を持つ組み合わせですが、今回のログハウスの持つ素朴さや力強さの中では、不思議とよく馴染みます。

やわらかな枝葉の中に、シャープな葉姿が少し入る。

その小さな違和感が、かえって庭のアクセントになっています。

主張しすぎず、それでも少し目に留まる。

そんな“スパイス”として取り入れました。

木の向きは、現場で決める

樹木は同じ種類であっても、一本一本まったく姿が違います。

幹の曲がり方や枝の伸びる方向、葉の付き方もそれぞれです。

そのため株式会社小晴では、植栽位置を図面だけで決め切るのではなく、現場で実際に木を置きながら、向きや位置を細かく調整していきます。

道路側から見たとき。

カフェのデッキから見たとき。

店内から外を眺めたとき。

それぞれの場所から確認しながら、その木が一番自然に見える位置を探しました。

数十センチ動かしたり、木の向きを少し変えたり。

庭の印象は、そうした小さな調整の積み重ねで大きく変わります。

これから、庭になっていく

施工を終えたばかりの今は、まだ木と木の間に余白があります。

けれど、その余白も今回の庭には必要なものです。

季節が巡り、木々が根を張り、枝を伸ばしていく。

下草も少しずつその場所に馴染み、やがて建物と植物の境界も今より自然になっていきます。

庭は、完成したその日から少しずつ変化していくもの。

3年後、5年後、この場所がどんな景色になっているのか。

私たちもその変化を楽しみにしています。

株式会社小晴では、目の前の仕上がりだけではなく、その土地で植物が育っていく時間まで想像しながら、庭づくりをしています。

  • 施工日 :2026年8月
  • 工事箇所:カフェ お庭
    #越谷市 #カフェ #植栽
  • 工事内容:撤去・整地・下地改良・植樹
  • 施工期間: 3日間

【施工樹木】
アオダモ、ジューンベリー、ヒメシャラ、ナツハゼ、トサミズキ、フロリバンダ、アガベ、アナベル、スティパ、フッキソウ、ヒューケラなど

小晴の庭づくり

庭作りはこうあるべきと言う既成概念に囚われず、お客様とのとのコミュニケーション、またはその土地が持つ力や制約を最大限に活かす事がもっとも持続可能な美しい庭作りに繋がって行くと信じております。
オフィス・店舗・集合住宅における四季折々のデザイン・施工メンテナンス管理までを一貫して行い、専門性や技術を元に、人々が集う空間において快適性をもたらします。

お庭を通じて春の芽吹き、初夏の若葉、秋の色づき、冬に映える枝ぶり…。自然な四季の移ろいを、暮らしの中でゆったりと愛でていただけると幸せです。
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