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コラム 和風雑木の庭を維持する。|年間管理に込める庭師の考え

埼玉県 越谷市

越谷市、登戸町の年間管理です。こちらは和風雑木の庭です。
今まで更新していた施工事例を見返してみて、もう少し踏み込んだ私の考えを書いてみたいと思い、記事を更新します^^

また、年間管理のお庭は「このお庭の手入れを行うにあたっての考え」を定期的に更新させていただきたいと思います。

こちらのお庭は、雑木を主体とした和の趣を感じる庭です。
流行りの雑木の庭とはまた違い、和の趣を表現するので細かく鋏をいれる手入れ方法です。
※アオダモなどの雑木はあまり触らず、枝の更新が主流です。

こちらのお庭の年間管理において私が大切にしているのは、木々本来の美しさを活かしながらも、庭全体としてしっかりと「完成度」を高めることです。

近年は「自然風」や「雑木風」という言葉をよく耳にしますが、私たちは自然に見せることと、何も手を加えないことは全く別だと考えています。

木々は放っておけば枝を伸ばし続けます。
自然の山であればそれも一つの姿ですが、人が暮らす庭では光や風が入りにくくなり、景色としての美しさも徐々に失われてしまいます。
だからといって、短く切り詰めたり、形を作り込み過ぎたりすると、今度は木が本来持っている柔らかさや風情が失われてしまいます。

今回のこちらのお庭で私が目指しているのは、その「中間」です。

枝を減らし過ぎることなく、木々が持つ個性や枝ぶりを尊重する。
一方で、不要な枝はしっかりと整理し、一本一本の樹木が最も美しく見える姿へ導いていく。

庭に立った時に感じる空気感や奥行き、木々同士の関係性、視線の抜け方まで考えながら手を入れています。

また、このお庭では「自然な印象」と同じくらい、「きちんと手入れされている美しさ」も大切にしています。

一見すると何気ない景色に見えるかもしれません。
しかし実際には、枝の向きや高さ、樹冠の輪郭、木と木との距離感などを細かく見ながら調整しています。

自然樹形を活かしているからこそ、曖昧な仕上がりにはしたくありません。

”風が抜ける軽やかさがありながら、どこか凛とした緊張感もある”

”柔らかな景色でありながら、植木屋としての意図や技術が感じられる”

そんな姿を目指して管理を行っています。

総括すると、下記2点です。

手を入れたことを強く主張しないが、手入れ前と手入れ後では確かな違いがある。
自然に見えるけれど、実は細部までしっかりと決め込まれている。

あと一点、手入れ後を付け加えると、
このような手入れ方法は半年後、一年後に見ると一目瞭然なほど枝の伸び方が落ち着いております。
他のお客様にも枝の伸び方、茂り具合が全然違うとお褒めの言葉をいただいたこともございます。

同じ庭、同じ樹形は一つも存在しないので、植木屋は面白いです。

  • 施工日 :2026年6月
  • 施工場所:埼玉県越谷市
  • 工事箇所:
  • 工事内容:年間管理(剪定、草取り)
  • 施工期間: 職人4名1日

クスノキ、モッコク、サザンカ、ヤマモモ、ハナミズキ、ヤマボウシ、シダレモミジ、ツバキ、サルスベリ、アンズなど

小晴の手入れ

庭を美しく保つためには維持管理が欠かせません。
小晴は植木・庭木の剪定管理も庭つくりの一環ととらえています。
弊社の手入れ(剪定)は、一本一本の庭木と向き合ったお手入れと、お客様とのコミュニケーションを大切にしています。
まずはお客様に耳を傾け、ご要望やお悩みなどを踏まえた上でお手入れの方法を植木屋が分かりやすくご説明し、その場しのぎではなく長期的な視点でお庭の美観を整えるご提案をしております。
日頃から適切なお手入れをお客様で行っていただければ、経費の削減になるだけでなく、手をかけた分、よりお庭に愛着がもて、より心地よい空間がお庭に生まれるからです。

庭を通じて春の芽吹き、初夏の若葉、秋の色づき、冬に映える枝ぶり…。自然な四季の移ろいを、暮らしの中でゆったりと愛でていただけると幸せです。
剪定をはじめとしたお庭のお手入れや、庭づくりをお考えのお客様は、ぜひ株式会社小晴までお申し付け下さい。

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